テーマ

これはすごい!未来のテクノロジーHAL®

開催場所

配信場所:東京
オンライン:東京、広島、仙台、青森

講師

山海 嘉之

筑波大学教授・サイバニクス研究センター 研究統括・F-MIRAI センター長

CYBERDYNE株式会社 代表取締役社長/CEO

1987年 筑波大学大学院修了 工学博士

2004年 筑波大学システム情報系教授(現任)

     CYBERDYNE(サイバーダイン社)創設

2010年 内閣府 FIRST 最先端 サイバニクス研究拠点 研究統括

2011年 筑波大学サイバニクス研究センター センター長

2014年 内閣府 ImPACT 革新的研究開発推進プログラム プログラムマネージャー

     サイバーダイン社上場

2016年 文科省地域イノベーションエコシステム 事業プロデューサー

2017年 筑波大学サイバニクス研究センター研究統括(現任)

2020年 筑波大学未来社会工学開発研究センター/F-MIRAI  センター長(現任)

米倉 誠一郎

一橋大学名誉教授
法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授
一橋大学社会学部および経済学部卒業。同大学大学院社会学研究科修士課程修了。ハーバード大学Ph.D.(歴史学)。2008年より2012年まで同センター長。2012年よりプレトリア大学ビジネススクール(GIBS) 日本研究センター所長を兼務。2017年より一橋大学名誉教授・一橋大学イノベーション研究センター特任教授、法政大学大学院教授。

受講ポイント

少子高齢化社会が直面する様々な社会課題の解決に向けて、筑波大学発ベンチャーとして誕生したCYBERDYNE株式会社。”世界の頭脳”との呼び声高い、代表取締役の山海 嘉之氏をお招きし、SIS受講生のための講義と質疑応答をいただける豪華な2時間。

(1)サイバニクス(Cybernics: Human + Robots + AI/ Information systems )

人・ロボット・AI/ 情報系を融合複合した新領域「サイバニクス」を駆使し、深刻化する少子高齢化社会における医療、福祉、生活、職場を中心とした”あるべき姿の未来を創る”ための事業推進について迫ります!

(2)「装着型サイボーグHAL」の展開

日米欧で医療機器となり、現在、アジア・中東領域での展開も推進している「医療用HAL」について、そして新型コロナウィルスの影響による外出自粛、新しい生活スタイルに対応するために誕生した「自宅でNeuro HALFIT®︎」について詳しく伺います!

(3)アカデミック・アントルプルヌアの真髄を学ぶ!

がんじがらめの規制・既成概念・利権と戦いながら、”あるべき姿の未来を創る”アカデミック・アントルプルヌアの真髄を学びます!

第1期講座に続き2回目の登壇となる山海先生のエネルギー溢れる講義、そして、装着型サイボーグHALの更なる進化を体感ください!

参考資料

書籍

サイバニクスが拓く未来―テクノピアサポートの時代を生きる君たちへ/山海 嘉之
医の希望/齋藤 英彦(編)
医と人間/井村 裕夫(編)

ウェブサイト

特になし

受講生の感想

Aさん

一番の学びは、自社や業界に留まらずに異なる会社や業界、分野とのコラボレーションや協創でした。これなくして、山海先生のお取り組みは成就しなかったと思います。また、足りないところは自分で自ら補うという点には驚きました。エコシステムの力を最大限活用されていたところが一番勉強になりました。

Bさん

記憶よりも「発想」が大切という言葉に非常に共感できました。 「発想」には学びというインプットと同時に、試行錯誤というアウトプットを続けることが必要であり、まさにSISはそれが可能な環境であると思います。

Cさん

多様性が叫ばれるこの時代に、どのように共通の倫理感を構成するのかとモヤモヤしていたら、同じような発表や質疑があり、それに対する山海先生の「テクノロジーが倫理を守る」「希望を忘れない為の技術」と言う返答にハッとさせられると共に、もっと高い視座で物事を考えないといけないと感じました。

Dさん

正解がない問いに対するディスカッションは気付きが多く、年齢や職業、環境によってこれほど考え方が異なるのかとびっくりさせられます。 バイアスを取り除く意味で、企業でも定期的に実施し、思考をめぐらせる機会が必要と感じました。

Eさん

HALを装着して足が動いた少年の動画を見て、やはり自分も、人を笑顔にする新しいビジネスを創り上げたいという気持ちになった。SIS卒業も間近だが、ここで学んだことを生かし、世の中にインパクトを与え、皆が幸せになれるようなビジネスを考えていきたい。

授業の様子