テーマ

本気で、地域を変える – 地域づくりと3.0の発想とマネジメント – 

開催場所

配信場所:東京
オンライン:東京、広島、仙台、青森

講師

岩崎 達也

関東学院大学経営学部教授/法政大学経営大学院イノベーション・マネジメン関東学院大学経営学部教授・学長補佐 / 法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科兼任講師 

1981年博報堂に入社。コピーライターとしてカネボウ化粧品、サントリー、JRAなどの広告制作。1992年日本テレビに転じ、編成部番組企画、宣伝部長、編成局エグゼクティブディレクター、日テレAX-ON執行役員などを歴任。九州産業大学商学部教授を経て現職。専門は、マーケティング・マネジメント、ブランド・マネジメント、コンテンツビジネス。 

鳥取市シティセールス議長、一般社団法人夢らくざプロジェクト理事、横須賀エフエム放送㈱番組審議会委員 

著書:『日本テレビの、1秒戦略』(小学館新書)、『メディアの循環 伝えるメカニズム』共編著(生産性出版)、『本気で地域を変える-地域づくり3.0の発想とマネジメント』共著(晃洋書房)、『地域は物語で10倍人が集まる』共編著(生産性出版)、『街角のイノベーション』(下町書房)等。読売広告賞、グッドデザイン賞等受賞。 


高田 朝子

法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科教授

米倉 誠一郎

一橋大学名誉教授
法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授
一橋大学社会学部および経済学部卒業。同大学大学院社会学研究科修士課程修了。ハーバード大学Ph.D.(歴史学)。2008年より2012年まで同センター長。2012年よりプレトリア大学ビジネススクール(GIBS) 日本研究センター所長を兼務。2017年より一橋大学名誉教授・一橋大学イノベーション研究センター特任教授、法政大学大学院教授。

受講ポイント

2021年2月に出版された『本気で、地域を変える―地域づくり3.0の発想とマネジメント』より著者のお二人をお招きしての実践講義!米倉学長が本書帯コメントに寄せた「地方創生を科学する!無駄金を使う前にこの本を読んで欲しい。たった9つの自己診断で明日が見える!」の真に迫ります!

(1)地域づくり3.0

令和以降の低成長時代における持続可能な地域づくりを目指す『地域づくり3.0』について詳しく伺います。

(2)TAIモデル

地域の魅力を最大限引き出すための新たな資源整理のフレーム(TAIモデル)について詳しく伺います。

(3)自立自走できるヒト、モノ、収入

地域が、自立自走できるヒト、モノ、収入を得る為にはどうすればいいのか。地域の目標設定、地域資源と観光資源の可視化、地域ブランドの作成など、地域づくりのヒントについて詳しく伺います。

マーケティングと組織行動学の研究者である両氏が示す、新たな地域づくりについて各校受講生が挑戦します!

書籍

「本気で、地域を変える ― 地域づくり3.0の発想とマネジメント ― 」 岩崎 達也 (著), 高田 朝子 (著) (晃洋書房)

受講生の感想

Aさん

「想いがあっても、設計図を書けない限り、目的地には辿り着けない。そんな人は山ほどいる。」高田先生の一言が、今の自分にぐさっときました。ただし自負できることは行動をし続けているということ。だからこそ諦めずティッピングポイントを模索し続けようと思いました。ワイドショーのコメンテーターのような人生ではなく、変革を自分自身で起こします。

Bさん

地域創生に関して、いくら外部の人間が素晴らしいと思うソリューションであっても、その地域に住む人々が満足しない限り成功とは言えないと感じた。マスではなく人が主体となるこれまでとは異なる文脈での地域作り。データやテクノロジーでは測ることが出来ない人間らしさ、地域らしさを徹底的対話を通して探っていきたい。

Cさん

今回の講義とワークを通じて、本来的に地域の魅力を中心に訴求するためには、地元としての「熱量」とともに、安易に集客・集金に走るのではなく、まず身内同士で愛情を高め合い、その次に、その「熱量」に魅かれて関係人口を増やすというプロセスは欠かせない、ということが学べました。

Dさん

BOR(ブレイクアウトルーム)でのディスカッションやワークは、講義のテーマに関わらず、自分が生活し、働くうえでの気づきが無数に出てくる。ものすごく狭い世界で生きてきた虚しさと、そんな発想があったかというワクワク感の入り混じったようなもの。最近の私の趣味はSIS-BOR(シス・ブレイクアウトルーム)と言えるかもしれない。

Eさん

今日の講義のなかの高田先生のお話で「人はすぐには変わらない、それでもどんくさくやり続け、自分の言葉にして出していく」ということと「分かってあげる、褒めてあげる、返報性を意識する」というのは、まさに私自身に言われているような気がして自分の大きな課題だと思いました。今日の講義を意識変革のきっかけにしたいと思います。

授業の様子