テーマ

イノベーションは易しくないぞ!大企業の事例

開催場所

配信場所:東京
オンライン:東京、広島、仙台、青森

講師

青島 矢一

一橋大学イノベーション研究センター教授
1996年マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院博士課程卒業後、一橋大学産業経営研究所専任講師、イノベーション研究センター専任講師・助教授を経て2007年より現職にある。その間、2005年から2006年にかけて、フルブライト研究員としてカリフォルニア大学サンディエゴ校において在外研究を行った。これまでは、自動車、半導体、デジタルカメラ、先端材料などのハイテク産業を対象として、イノベーション創出プロセス、新製品開発プロセス、技術戦略に関する実証研究を行ってきた。最近は、エネルギー問題、環境問題、産業発展の3つの両立を目指して、グリーンイノベーションとグリーン産業を対象としたフィールド調査を進めている。

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武石 彰

学習院大学経済学部教授
1982年東京大学教養学部教養学科国際関係論卒、1990年マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院修士課程修了、修士号取得、1998年マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院博士課程修了、Ph.D.取得。株式会社三菱総合研究所(1982~1994年)、一橋大学イノベーション研究センター助教授、教授(1998~2008年)、京都大学大学院経済学研究科教授(2008~2020年)を経て、2020年より現職。フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)客員研究員(2015~2016年)。

井上 成

三菱地所株式会社新事業創造部 兼 エリアマネジメント企画部 兼 プロジェクト開発部 有楽町街づくり推進室担当部長
1987年に三菱地所入社。1999年より4年間、経済協力開発機構(OECD)パリ事務局に赴任。2003年より大手町・丸の内・有楽町地区のまちづくりに関わり、今年で17年目を迎える。その間、「エコッツェリア(2007)」「3×3 Lab Future(2017)」はじめ、新施設9件の企画・開発・運営を主導。現在、新事業創造部、エリアマネジメント企画部、有楽町まちづくり推進室、エコッツェリア協会理事を兼務している。

米倉 誠一郎

一橋大学名誉教授
法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授
一橋大学社会学部および経済学部卒業。同大学大学院社会学研究科修士課程修了。ハーバード大学Ph.D.(歴史学)。2008年より2012年まで同センター長。2012年よりプレトリア大学ビジネススクール(GIBS) 日本研究センター所長を兼務。2017年より一橋大学名誉教授・一橋大学イノベーション研究センター特任教授、法政大学大学院教授。

受講ポイント

第2期に続き、SIS人気講義”イノベーションの理由”スピンオフ講義が誕生!今回は、社内イノベーション実践者として三菱地所株式会社 井上氏をお招きし、誰も理解できないようなイノベーションの話を社内で説得し、資源動員を実現させたストーリーを語っていただきます。

(1)合理的企業の経営資源の動員

経済合理性から見て未知なる「イノベーション」を遂行するために必要な「合理的企業の経営資源」の動員とは。青島・武石両教授に詳しく伺います。

(2)社内イノベーションの実践談

どうのように社内説得をし、資源動員を実現したのか三菱地所株式会社 井上氏に詳しく伺います。

(3)人間の英知

「合理性を超えて新しいことに挑戦する。これこそ人間の英知である。」その真意とは。詳しく解説します。

実践者を迎えてパワーアップしたSIS人気講義をお届けします!

参考資料

書籍

「イノベーションの理由 – 資源動員の創造的正当化」 武石 彰, 青島 矢一, 軽部 大/ 有斐閣

ウェブサイト

特になし

受講生の感想

Aさん

あらためて、イノベーションは、簡単では無い事を思い知りました。どんなに素晴らしいアイデアでも、そのアイデアが使われない事には、意味が無い事、儲けてはじめてイノベーションになる事、成功に繋がるまでの壁の厚さなど痛感しました。やはり、色々な方々の力、運、タイミング全てが兼ね備えていかないと、いけない、本当に難しいなと思いました。中でも、日本でダメなら、他の国で実現させるスケールの広さ、視野の広さ、とても勉強なりました。井上先生のサラリーマンでも、イノベーションに向かう姿勢が大好きです。会社から絶対信用があるからこそ出来る行動、私もそうなりたいと思います。色々な名刺を持って活躍したいです。

Bさん

今回の授業は、経験談ではなくアカデミックな講義だったので理解しきれていない部分も多いと思う。しかし、イノベーションを推進するためのルートが分かったので、ルートを見失わないようにするための止まり木を今回の授業から得ることが出来た。今グループで取り組んでいること(日本環境設計さんへの提案、卒業課題)を実現するために、今回学んだことをアウトプットの場で活かしていきたいと思う。

Cさん

私も企業で働く人間なので、会社で何か新しいイノベーションを興すためには、“経済的合理性”を示す事がもっとも大きなハードルと思っていた。ただ今回話を聞いたことで、間接的な経済的合理性、“ブランディングの向上やステークスホルダーとの関係向上”といったことを示すことで、企業でイノベーションを興す大義を示せるのではないかと感じた。ただブランディング、、、とあまり大々的にすると大企業では逆に慎重になって消滅する場合もあるので、最初は小さくがキモと感じた。

Dさん

今回の講義ですが、より事業的に実践的な内容でした。井上講師のお話の中で、組織の外からではなく、内部から破壊することを生きがいとしている。 だから今も企業に勤めいて、組織の力を十分に活用することで、自分のやりたい仕事に結びつけている。一般的に井上講師のような方は、独立して起業される方が多いと思いますが、企業にいるからこそやりたい仕事ができる、目から鱗の講義でした。

Eさん

今回も難しい講義でした。日本企業の偉大さ、同じ日本人として、すごく心強い気持ちになりました。最初は、講義を聞いていて、何が何だかわかりませんでしたが、資料を頂いて復習出来たので、良かったです。

授業の様子