テーマ

アツい青森を語る

開催場所

配信場所:青森
オンライン:東京、広島、仙台、青森

講師

大谷 真樹

1961年八戸市生まれ。学習院大学経済学部卒業。NEC勤務を経て、株式会社インフォプラント(現 株式会社マクロミル)を創業。2001年世界の起業家のアカデミー賞といわれる『アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・スタートアップ部門優秀賞』を受賞。2010年に八戸大学・八戸短期大学総合研究所所長・教授、2011年に八戸大学学長補佐、2012年から2018年3月まで八戸学院大学学長を務めた。大学ではイノベーションマジメント論の他、社会人講座「起業家養成講座」では40人以上の起業家を輩出している。 現在はインフィニティ国際学院学院長として10年後の世界を変えるリーダーを育成する他、「あしたの寺子屋」プロジェクトで地方の教育格差解消に挑戦している。

下苧坪 之典

1980年岩手県洋野町(旧種市町)生まれ。大学卒業後、自動車ディーラー、大手生命保険会社に勤めた後、2009年4月帰郷、2010年5月に株式会社ひろの屋を創業。2018年10月、ひろの屋100%出資子会社である戦略的子会社北三陸ファクトリー設立。2021年にはバリューチェーンを構築し、サステナブルな水産業を「養殖事業」で実現する、養殖ベンチャー事業部を立ち上げる。 朝日新聞出版社「AERA」で「日本を突破する100人」に選出。 中小企業庁「はばたく中小企業・小規模事業者300社」選出(2016年) 経済産業省「地域未来牽引企業」選出(2018年)

浄法寺 朝生

材株式会社代表取締役

1979年三沢市生まれ。八戸工業大学エネルギー工学科卒業 。有限会社Jサポート入社後、 「人の成長とチームの力で組織はどんどん良くなる」の想いのもと、数千万の債務超過会社を人を変えずに1年で単年黒字化を果たす。2008年より株式会社Jサポート代表取締役就任。人材育成により失業者と社会をつなぐ「人材育成事業」や起業支援に力を入れ、地域課題解決事業をビジネスとして行う。2015年、 知的労働者の仕事場が無い事や、マーケティングを行わず純利を出せない中小企業が多い現状を打破するため、マーケティングやエリアブランド化を行う材株式会社を設立。 現在では、まちの10年計画である総合計画策定支援、企業の純利拡大支援も行う。 そのほか、「青森の馬文化復活プロジェクトにより、数百年続いてきた文化の喪失を防ぐ。」 三沢ホースパークを設立している。

栗谷川 柳子

ノースビレッジ合同会社代表/三戸町町議会議員

1972年三戸町生まれ。桜美林短期大学英語英文学科卒/八戸学院大学総合研究所主催起業家養成講座第1期修了。2010年、地域農業の活性化を目指すノースビレッジ合同会社を創業し、県外への農産物流通業を営む。 2013~15年にかけて、県産野菜果物のみを使用する飲食店「農園キッチンノースビレッジ」(奥入瀬渓流入口)、食と健康の意識向上をめざす飲食店「きたむら食堂」(八戸市)、古民家を利用し地域食の継承をめざす飲食店「きたむら茶屋」と起業家のシェアハウスを兼ね合わせたスペース(南部町)をオープン。 2019年より三戸町町議会議員として活動している。

米倉 誠一郎

一橋大学名誉教授
法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授
一橋大学社会学部および経済学部卒業。同大学大学院社会学研究科修士課程修了。ハーバード大学Ph.D.(歴史学)。2008年より2012年まで同センター長。2012年よりプレトリア大学ビジネススクール(GIBS) 日本研究センター所長を兼務。2017年より一橋大学名誉教授・一橋大学イノベーション研究センター特任教授、法政大学大学院教授。

受講ポイント

「私の故郷は田舎で何の魅力もない。今さら活気を取り戻すなんて無理だ」。地方出身の方は、一度は思ったことがあるのではないでしょうか。 今回は、以下をポイントに講義を進めます。

(1)地方から日本を変える!

青森を飛び出し、東京・世界を見て、改めて故郷の可能性に気づき行動を起こしたポイントを大谷氏が詳しくお話します。

(2)故郷の課題解決に向き合う!

故郷の課題解決と更なる活性化に日々チャレンジしている起業家たちが実体験を語ります。

(3)地方からの逆転ホームラン!

地方からの逆転ホームランを打つには、どのような視点やスキルが必要であるか。詳しくお話します。

 

アツい青森を語る一夜限りのスペシャル講義です。ぜひお楽しみに!

参考資料

ウェブサイト

インフィニティ国際学院

受講生の感想

Aさん

地方は人口が少なく消費能力が低いので、ビジネス上では不利に感じられるが、地元の人間だからこそ気づかない資源を見つけ、結びつけることでビジネスになるんだと共感しました。新しいことばかりに目を向けるのではなく、昔から地元に根付いているものを違う視点で見られるかどうか(固定概念を壊して)が地方再生のキーワードかなと学びました。

Bさん

失敗のエコシステムが印象的なことばでした。失敗体験を自分で話せない人はそれほどチャレンジをしていない。行動を起こすスピードを上げる魔法ようなことばなのかもしれないです。また、登壇者の方々の熱意に圧倒されました。なぜかと考えてみた時に、ビジョンへの真っ直ぐな姿勢がことばに滲み出ているからでした。

Cさん

3人の起業家のお話を伺ってそれぞれに共通しているのは「挑戦」と「行動力」だと思った。失敗しても何度も挑戦することでより良いビジネスに繋がっている。よく日本人は失敗を恐れすぎると言われる。確かに行動し挑戦することは勇気がいることだが、成功させることに主眼するのではなく、自らのミッションに向かって突っ走る気持ちで戦うことが大事だと今回の講義で学んだ。

Dさん

挑戦する仲間と組み合わせ、失敗する自由など背中を押してもらえる素敵な言葉をもらいました。ブランディングだけで終わらず、実際に銀行や経産省を巻き込んで大金を調達するバイタリティ、感心しました。また、欠点活かしなど今回の講義のプレゼンは非常に刺激を受けるもでした。ありがとうございます。

Eさん

実践者の話は形式的な学びではなく、心に突き刺さるようなものがあります。妄想力とそれを信じて行動し続ける力、根本的な部分を考えさせられました。

授業の様子