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卒業課題中間発表

開催場所

各校

講師

島本 実

一橋大学大学院教授

青島 矢一

一橋大学イノベーション研究センター教授

藤原 雅俊

一橋大学教授
2005年に一橋大学大学院商学研究科博士後期課程を修了し、京都産業大学経営学部専任講師、准教授、一橋大学大学院経営管理研究科准教授を経て、2021年より現職にある。その間、2010年から2011年にかけて、コペンハーゲン・ビジネス・スクールにおいて在外研究を行った。経営戦略やイノベーションなどの経営現象に主たる関心を抱きながら、1)多角化企業のイノベーションメカニズム、2)ビジネスモデルの設計とその動態的影響、そして3)戦略と組織の相互作用、といったテーマについて調査研究を行っている。

早田 吉伸

叡啓大学ソーシャルシステムデザイン学部 教授 

産学官連携・研究推進センター 副センター長 

県立広島大学大学院経営管理研究科(HBMS)教授 

大学卒業後,NEC(日本電気株式会社)に入社。多様や業種向けの営業・マーケティングを担当後,社会ソリューション,デジタルサービスにおける事業開発,産官学連携,経営企画等の業務に従事。その間,2度の政府への出向にて,地域活性化政策とICT政策を担当。内閣官房主幹,NECにて経営企画本部マネージャー,ビジネスイノベーションユニット部長,社会公共ビジネスユニット本部長代理等を歴任。 

企業・行政での実務経験をもとに,研究・教育領域に活動の場を広げ,兼業として東京大学公共政策大学院客員研究員,慶應義塾大学大学院非常勤講師等に従事。2019年に専任の大学教員へ転身,ビジネススクール(MBA)にて社会人向け教育に取り組むとともに,新たな教育モデルとして公立大学の創設を推進する。2021年より現職。 

博士(システムデザイン・マネジメント学),中小企業診断士,地域活性化伝道師(内閣府認定),ひろしま環境ビジネス推進協議会会長,NPO法人Cut-jp代表理事。 

牧野 恵美

広島大学 学術・社会連携室 産学・地域連携推進部アントレプレナー教育部門准教授

Kenneth Pechter

法政大学(イノベーション•マネジメント研究科)教授

1985-88年 カリフォルニア大学アーバイン校(微積分学・物理学)指導教員
1988-90年 東京工業大学大学院(社会理工学研究科)文部省奨学金による研究
1994年 東京大学先端科学技術研究センター(経営学)外国人協力研究員
1995-96年 東京大学先端科学技術研究センター(経営学)助手
1996-99年 東京大学大学院工学系研究科(経営学)助手
1999-2000年 東京大学社会科学研究所(経営学)助教授
2000-03年 東京大学大学院情報学環(経営学)助教授
2003-05年 メディア教育開発センター(文部科学省)客員助教授
2003-06年 慶応義塾大学(経済学部)訪問助教授
2005-06年 東京大学(メディア・コンテンツ人材育成総合プログラム)特任教授
2016年 法政大学(イノベーション•マネジメント研究科)教授

生稲 史彦

中央大学 戦略経営研究科教授

星野 雄介

武蔵野大学 会計ガバナンス学科准教授

⽵川 隆司

一般社団法人IMPACT Foundation Japan 代表理事

佐々木 大

INTILAQ東北イノベーションセンター センター長

米倉 誠一郎

一橋大学名誉教授
法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授
一橋大学社会学部および経済学部卒業。同大学大学院社会学研究科修士課程修了。ハーバード大学Ph.D.(歴史学)。2008年より2012年まで同センター長。2012年よりプレトリア大学ビジネススクール(GIBS) 日本研究センター所長を兼務。2017年より一橋大学名誉教授・一橋大学イノベーション研究センター特任教授、法政大学大学院教授。

受講生の感想

Aさん

これまでの取り組み課題(フローレンスや日本環境設計)とは異なり、各チームが自らの問題意識を持ち、その解決策(=イノベーション)を作る為、問題意識の深さや視点の広さ、モチベーションやその課題に対する熱量が、提案の質を左右する為、与えられた課題を検討する以外の楽しさを体感出来ました。私の仕事含め、多くの仕事が、与えられた課題を解決することがほとんどかと思いますが、自らの情熱や問題意識で、仕事を作る、ひいては社会を良くしていくという姿勢の尊さと、その難しさを実感し、今後、自分がどのような仕事をしたいのか、ということを考えるきっかけにもなりました。

Bさん

社会課題をビジネスにすることは難しいことの本質は、何故それがうまくいかないのか失敗の本質を見ない事にあるというのがよくわかった。お金を払う人が社会課題を解決している意識がなく、あくまで自らの満足度に金銭を投じるという考え方にイノベーションによるビジネスのヒントがある。SDGsに紐づけて、そういった部分にお金を払う人が増えてきているのは事実だが、そこに頼るのはイノベーションではないということを肝に銘じ、卒業課題を考えたいと思う。

Cさん

何か抗いたくて、型破りなプレゼンをしてみました。そのプレゼンを講師の皆さんに受け入れて戴けてことが、一番うれしかったです。 オンラインでありながら、あたたかさを感じ取れて本当にうれしかった!戴いたご指摘を真摯に受け止めて、よりよい卒業課題を提出したいと思います。

Dさん

先生がたのコメントがとても的確なもので自分たちでも押し通したところだったため驚きました。今回を踏まえてもっと練り直してみたいと思います。外国の先生の意見を聞くことはなかなかできないので嬉しかったです。

Eさん

普段社内で行っている役員会や営業会議は、似たような感覚・視点しか持たない人間達が、同じような方向感で行うものばかりです。今回は全く違う視点の人間が一つのビジネスモデルを練ったわけですが、情報量も議論の広がりも普段の社内会議とは比較にならないものでした。 組織を似たような人材で固める危険性、定期的に新しい血を入れる努力の必要性を感じた卒業課題となりました。

Fさん

経営者として歳を取るにつれ周りから意見や指摘をされることや恥をかく事も少なくなって来ましたが、この度この様な機会をいただき改めて自分自身の小ささを知り初心に帰る良い機会ともなりました。ほかのチームのプレゼンに驚きと感動、感銘も受けました。この刺激を持ち帰り、事業に生かしたいと思います。

Gさん

自分のプレゼンを発表するまではツッコミどころも多く、不安だらけでまだまだ訂正したほうがいいんんじゃないだろうか、でもどこをどうすればいいんだろうっといった感じだったがいざ発表してみると講師の方々が優しく道筋を示してくれたので楽しくプレゼン、質問回答できました。

Hさん

研修の中で様々な課題をいろんな方々と一緒に取り組んできました。正直厳しいときもたくさんありましたが、毎回面白い発見・新しい気付きが生まれていてすごく充実しておりました。イノベーションは身近なところで起こすことができるし、まずやってみることで自分にも周りにも変化をもたらしてくれると改めて感じました。

Iさん

業界の現状など、事前の説明の長さについては私たちのプレゼンでも指摘を受けたが、他のチームの発表を聞いて、なぜ指摘を受けたかがよく理解できた。資料を作っているときは、理解を深めてもらいたい、状況は差し迫っていることをわかってもらいという思いで盛り込んでしまったが、自分自身が聞く側になると「長いな」と感じることがよくわかった。

授業の様子