テーマ

卒業課題:中間発表

開催場所

受講生専用ページにてご案内しています。

講師

藤原 雅俊

一橋大学教授
2005年に一橋大学大学院商学研究科博士後期課程を修了し、京都産業大学経営学部専任講師、准教授、一橋大学大学院経営管理研究科准教授を経て、2021年より現職にある。その間、2010年から2011年にかけて、コペンハーゲン・ビジネス・スクールにおいて在外研究を行った。経営戦略やイノベーションなどの経営現象に主たる関心を抱きながら、1)多角化企業のイノベーションメカニズム、2)ビジネスモデルの設計とその動態的影響、そして3)戦略と組織の相互作用、といったテーマについて調査研究を行っている。

野間 幹晴

一橋大学大学院 経営管理研究科 教授
2002年、一橋大学大学院商学研究科で博士(商学)取得。2002年4月から横浜市立大学商学部専任講師。04年10月から一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授、准教授を経て19年4月より現職。10年より11年までコロンビア大学ビジネススクール・フルブライト研究員。現在、経済産業省「企業報告ラボ」座長、バンダイナムコホールディングス社外取締役、ナイス社外監査役、ダーウィン・キャピタル・パートナーズ社外監査役、キーストーンパートナース社外投資委員。

島本 

一橋大学大学院教授
愛知県出身。愛知県立岡崎北高等学校卒業。1988年に一橋大学社会学部入学。在学中(1992年 – 1993年)の一橋大学派遣交換留学制度により、ドイツ・ケルン大学に留学して1994年に卒業。経営史の米倉誠一郎教授の勧めで大学院に進学し、1996年に一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。1999年に同博士課程を修了し、論文「ナショナルプロジェクトの制度設計」により博士(商学)。審査員は米倉誠一郎、沼上幹、鈴木良隆、栗原史郎、楠木建。大学院修了後は愛知県に戻り、愛知学院大学経営学部講師を経て、2002年同助教授。ハーバード大学客員研究員を経て、2004年一橋大学大学院商学研究科助教授、2014年同教授。2002年組織学会高宮賞(論文部門)受賞。2015年著書『計画の創発:サンシャイン計画と太陽光発電』で、第58回日経・経済図書文化賞を受賞。2016年組織学会高宮賞(著書部門)受賞。

青島 矢一

一橋大学イノベーション研究センター教授
1996年マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院博士課程卒業後、一橋大学産業経営研究所専任講師、イノベーション研究センター専任講師・助教授を経て2007年より現職にある。その間、2005年から2006年にかけて、フルブライト研究員としてカリフォルニア大学サンディエゴ校において在外研究を行った。これまでは、自動車、半導体、デジタルカメラ、先端材料などのハイテク産業を対象として、イノベーション創出プロセス、新製品開発プロセス、技術戦略に関する実証研究を行ってきた。最近は、エネルギー問題、環境問題、産業発展の3つの両立を目指して、グリーンイノベーションとグリーン産業を対象としたフィールド調査を進めている。

米倉 誠一郎

一橋大学名誉教授
法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授
一橋大学社会学部および経済学部卒業。同大学大学院社会学研究科修士課程修了。ハーバード大学Ph.D.(歴史学)。2008年より2012年まで同センター長。2012年よりプレトリア大学ビジネススクール(GIBS) 日本研究センター所長を兼務。2017年より一橋大学名誉教授・一橋大学イノベーション研究センター特任教授、法政大学大学院教授。

参考資料

書籍

受講生の感想

Aさん

今回他校の方々と3人グループで卒業課題に取り組んでいますが、改めて異業種の方々と組むことの素晴らしさを感じました。3人で話し合っていると自分には思いつかないような意見や方法が出たり、自分にはないコネクションを活用出来たり、単純に3人力ではなく、化学反応のように4倍5倍、それ以上の力が発揮できると感じました。日々の仕事でも自分ひとりの力は限られているので、他部署と連携、協力しながら進めて行きたいと思いました。

Bさん

プロジェクトをなるべく複数人で行なって欲しいという意味を理解しました。一人だとどうしても「やりたい」が先に出やすい。私たちのプロジェクトも、最初から「これやりたい」があったというよりふんわり集まりましたが、その中で課題を見つけ、遠回りかもしれないけれど今後の大きな課題を見つけました。
手段を目的にしてはならない、がどういう事なのかを見させていただく機会はそうそう無いのでとても興味深い体験をさせていただきました。

Cさん

先生方との質疑から何を題材として取り上げるべきかを再考する機会となった。取り上げた社会課題に対して一度答えを導き出すと周りが見えなくなってしまうこともある。しかし、ビジネスとして今後スケールする可能性があるのかという点については、他のアプローチを検討することも必要であると感じた。
また、各グループの発表から他受講生の熱量の高さが伝わってきた。そこまで力を注ぐことができておらず、最後までやり抜く必要性を感じた。

授業の様子