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入学式

開催場所

受講生専用ページにてご案内しています。

講師

志村 真介

ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパン代表
ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ理事

1962年生まれ。コンサルティングファームフェロー等を経て1999年からダイアログ・イン・ザ-ダークの日本開催を主宰。
1993年、日本経済新聞の小さな記事にてウィーンで開催されていた視覚障害者が健常者を漆黒の暗闇の中を案内し対話をする「ダイアログ・イン・ザ・ダーク:DID」(https://did.dialogue.or.jp)と出合う。形のないものの付加価値を楽しみながら体験できるというDIDのコンセプトに感銘を受けてドイツ人の発案者・アンドレアス・ハイネッケに手紙を書き日本開催の承諾を得る。1999年日本初開催日本で開催。視覚障がい者の新しい雇用創出を実現すると共に人が対等に楽しくコミュニケーションできるソーシャルプラットフォームとして世の中に提供し続けている。2009~2017年まで東京外苑前で常設。既に日本での体験者は23万人を超える。2017年から聴覚障害者が静けさの中を案内するダイアログ・イン・サイレンスを短期開催し1万人の体験者となる。2019年高齢者が案内するダイアログ・ウイズ・タイムを開催。2020年8月これらを統合したダイバーシティ&インクルージョンをダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」https://taiwanomori.dialogue.or.jp/ を開設し現在に至る。

著書:『暗闇から社会が変わる』ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンの挑戦

講談社現代新書

 


志村 季世恵

ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ代表 

「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」理事 

心にトラブルを抱える方のカウンセリング。また末期がんを患う方へのターミナルケアは独自の手法を以て家族や本人と関わり、その方法は多くの医療者から注目を浴びている。人は臨終を迎えるその日までいのちを活かすことができ、誰かのいのちを守ることもできることを伝えている。1999年からはダイアログ・イン・ザ・ダークの理事となり活動を通し、多様性への理解と現代社会に対話の必要性を伝えている。 
主な著書 
『エールは消えない』(婦人之友社)『さよならの先』(講談社文庫)、『いのちのバトン』(講談社文庫)、『大人のための幸せレッスン』(集英社新書)『マママインド』(岩崎書店)共著『親が育てられるとき』(岩波書店)内田也哉子『まっくらな中での対話』茂木健一郎(講談社文庫) 


米倉 誠一郎

一橋大学名誉教授
法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授
一橋大学社会学部および経済学部卒業。同大学大学院社会学研究科修士課程修了。ハーバード大学Ph.D.(歴史学)。2008年より2012年まで同センター長。2012年よりプレトリア大学ビジネススクール(GIBS) 日本研究センター所長を兼務。2017年より一橋大学名誉教授・一橋大学イノベーション研究センター特任教授、法政大学大学院教授。

参考資料

書籍

「暗闇から世界が変わる」講談社文庫 https://www.amazon.co.jp/dp/4062883066

「エールは消えない」婦人之友社 https://amzn.to/3GDHN6T

受講生の感想

Aさん

CR-SISはどのような講義を行うのか、参加者の方はどのような方々なのか、期待や不安もありましたが、講義中にすぐに参加者の方とも馴染むことができました。
受講者は皆さん、志が高い方々なので、良い刺激をもらいました。
「前例がない」という話がありましたが、前例がないからこそ、挑戦することに意味があると思いました。誰もやらないのであれば、自分がまずやってみる。10年前はできなかったことが、今ならできるということも多いので、諦めずに挑戦するという気持ちが大事であると今回の志村夫妻のお話を聞いて、一番感じました。

Bさん

こどもたちの幸福度調査で、日本がダントツの最下位だと知り、非常に危機感を感じました。グループワークで話し合った対話の重要性、ダイアログ・イン・ザ・ダークの有効性などを知り、とにかく日本は多く対話することが大切だと感じました。
そのうえで、SISのようなスクールは対話力を磨ける機会であり、非常に重要だと感じました。

Cさん

最初の7期生の発表の2件には、圧倒されてしまいました。講師の皆さんはもちろん、受講生の皆さんもキラキラした天才のように見えてしまい、かなりネガな気持ちになってしまいました。
しかし講義が進んでいく中で「出来ることを見つけ出すことの大切さ」に気づいたこと、ディスカッション「対話の先にあるもの」でグループの皆さんと「愛」という答えを導けたこと、などを通じてポジティブな気持ちになれたことはよかったと思います。

授業の様子