テーマ

世界の競争力と修羅場る力

開催場所

受講生専用ページにてご案内しています。

講師

井上 慎一

全日本空輸株式会社 代表取締役社長
1958年生まれの64歳。神奈川県出身。1982年3月に早稲田大学法学部を卒業、1990年9月に全日本空輸株式会社に入社。アジア戦略室室長やLCC共同事業準備室室長を経て、2011年5月からピーチ・アビエーションの代表取締役CEOを務めた。バニラ・エアとの統合を経て、2020年4月から全日本空輸株式会社の代表取締役専務、2022年4月より代表取締役社長。 

米倉 誠一郎

一橋大学名誉教授
法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授
一橋大学社会学部および経済学部卒業。同大学大学院社会学研究科修士課程修了。ハーバード大学Ph.D.(歴史学)。2008年より2012年まで同センター長。2012年よりプレトリア大学ビジネススクール(GIBS) 日本研究センター所長を兼務。2017年より一橋大学名誉教授・一橋大学イノベーション研究センター特任教授、法政大学大学院教授。

参考資料

書籍

受講生の感想

Aさん

今回の講義は大変楽しく示唆に富む豊かな時間でした。私は会社組織、経営層のふがいなさに愚痴をこぼしがちなサラリーマンですが、井上さんが若い頃から積み上げてきた実績、与えられたチャンスを確実につかみ取ってきたことを知るにつけ、愚かな我が身が反省されます。
今回の講義でそれほど強調されてはいませんでしたが、「明るく元気に」という言葉は、平凡のようでいて、実は、会社組織の中で成功を収められる上で、大切な点であったのではないかな、という印象を持ちました。

Bさん

修羅場るという意味で、超えてないと意味ないと感じた。それをクリアしない状態は、ただの【辛かった経験】
一番なるほどと感じたことは、多様な変わった人材を採用したが、普通の会社になったらみんな辞めていったという話。言われてみれば当たり前だなと感じた。
多様性とかイノベーションだとかいって、変わった人材を採用すればいいわけじゃない。その人たちがチャレンジし続けられる環境を作り続けることが大切だと改めて感じた。

Cさん

改めて、米倉先生のイノベーションは非連続性が重要(日常の同じことの繰り返しではだめ。毎日の通勤ルート、食事、含めてすべて非連続性を意識したい)井上社長の江ノ電を眺める中で、ピーチのコスト低減の発想を得たというくだりはとても参考になった。井上社長の志「どうせやるなら明るく楽しく幸せな人生を生きる」を企業経営に生かしていることも、ANAを応援したい気持ちが芽生えた。この夏の沖縄旅行はANAを利用することにしました。

授業の様子