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入学式 ~特別講演:世界の海を救う!港町ベンチャーの挑戦~

開催場所

受講生専用ページにてご案内しています。

講師

下苧坪 之典

株式会社北三陸ファクトリー 代表取締役CEO 

1980年岩手県洋野町生まれ。2018年水産ベンチャー北三陸ファクトリーを創業。ミッションは「北三陸から、世界の海を豊かにする」

2023年には、豪州ビクトリア州メルボルンに現地法人を設立し、同年「確かなサステナブルシーフードを世界の食卓へ」推進するため、タスマニア州の水産加工場を現地パートナ企業とのJVによりM&A、グローバル企業として、うに再生養殖を国内外に横展開し藻場を再生する。朝日新聞出版誌「アエラ」日本を突破する100人、はばたく中小企業・小規模事業者300社、地域未来牽引企業、東北ニュービジネス協議会東北アントレプレナー大賞、ICCサミットFUKUOKA 2023カタパルト・グランプリ3位、第5回ジャパン・サステナブルシーフードアワード「リーダーシップ部門チャンピオン」


笑顔の米倉学長プロフィール写真

米倉 誠一郎

ソーシャル・イノベーション・スクール学長/一橋大学名誉教授/デジタルハリウッド大学大学院 特命教授
一橋大学社会学部・経済学部卒、一橋大学大学院社会学研究科修士。同博士過程中退のうえ1982年一橋大学商学部産業経営研究所助手、1990年ハーバード大学大学院博士(Ph.D.)。一橋大学商学部専任講師・助教授・教授を経て、1997年より2017年まで同大学イノベーション研究センター教授。2017年から2024年まで法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授。

参考資料

書籍

受講生の感想

Aさん

下苧坪さんは自分の私利私欲ではなく、環境と地球と海を守る為に強い信念を持って行動されており、行動力とスピード感が凄いと感じました。私は環境や社会問題に関して当事者意識を持って行動出来ていなかったと反省しました。会社員をして7年目になりますが、狭い世界でしか生きていなかったんだと思いましたし、固定観念に捉われずに考えて行動する力が足りていないと感じました。次回は福岡校での授業ですので、自発的に学びに行こうと思います。

Bさん

「社会課題」と聞くと壮大で多くの方の力で解決を成し遂げていくものというイメージを持っていましたが、始まりはたった一人で、そして身近に感じる課題に問題意識を持つというところから始まるということを学ぶことができました。大きな違いは、問題と感じているものに目を向けるか否かであって、本気で課題を解決しようと強く思い行動に移せば、後からそれを後押ししてくれる人・環境がついてきて壮大なものに発展させられるのだと思いました。

Cさん

下苧坪さんの強いエネルギーとビジネスのスケールアップのスピード感に圧倒された。まったく机上の空論では無い、地に足のついた地方発の第一次産業でありながら、世界の海に良い影響を与えていく取り組みが実際にできていることに希望を感じる。どう考えても難しいだろうという社会課題にも、愚直かつ戦略的に取り組むことで、少しでも良くしていける可能性があると思った。

授業の様子