テーマ

資本主義とESG

開催場所

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講師

渋澤 健
シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役/コモンズ投信株式会社 取締役会長/株式会社and Capital 代表取締役CEO

1961年逗子生まれ。父の転勤で渡米。1983年テキサス大学化学工学部卒業。1987年UCLA大学にてMBAを取得。米系投資銀行で外債、国債、為替、株式およびデリバティブのマーケット業務に携わり、1996年に米大手ヘッジファンドに入社。2001年に独立し、シブサワ・アンド・カンパニー株式会社を創業、代表取締役に就任。2007年にコモンズ株式会社を創設、2008年にコモンズ投信株式会社に改名し、会長に就任。2021年にブランズウィック・グループのシニアアドバイザー、2022年ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)議長の特別顧問およびIFVI(International Foundation for Valuing Impact)理事、2023年1月株式会社and Capitalを創業、代表取締役CEOに就任。

笑顔の米倉学長プロフィール写真

米倉 誠一郎
ソーシャル・イノベーション・スクール 学長
一橋大学 名誉教授/デジタルハリウッド大学大学院 特命教授/県立広島大学大学院経営管理研究科(HBMS) 研究科長/京都橘大学 特任教授/世界元気塾 塾長/公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会 会長

一橋大学社会学部・経済学部卒、一橋大学大学院社会学研究科修士。同博士過程中退のうえ1982年一橋大学商学部産業経営研究所助手、1990年ハーバード大学大学院博士(Ph.D.)。一橋大学商学部専任講師・助教授・教授を経て、1997年より2017年まで同大学イノベーション研究センター教授。2017年から2024年まで法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授。

受講生の感想

今回の講義を受講し、継続的成長ができる企業は、非財務価値ついてもしっかりとした意識を持ち、SDGs にもつながる行動をしていると感じました。
SDGs については、善意活動のイメージが強いがビジネスに置き換えることができる企業が今後大切になることを理解できました。
その中で、会社で自分が存在している意義は何か?を再度考え、日々の仕事だけでなく、大きな視点で考えることを忘れずに行動できる人間になりたいと思います。

私はこれまでの教育で社会主義は平等、資本主義は競争というイメージを持っており、資本主義に対してどこか冷たい印象を抱いていました。しかし、資本主義を日本にもたらした人物とされる渋沢栄一の考え方に触れることで、資本主義を非常に明るい未来を築く仕組みとして捉え直すことができました。また、ポストESGとESGの違いについては、社会人経験のない自分にとっては初め難しく感じましたが、講義後のディスカッションを通じて、それぞれの内容やそれらを評価することの難しさについて学ぶことができました。このような新しい視点や考え方を学ぶことで、自分の知識の幅が広がったと感じています。

今ではなくてはならない存在の銀行や保険などもかつてはスタートアップであるという言葉が印象に残った。何事も新しいことを始める際は周りから批判されたり受け入れられなかったりすることがほとんどだと思うが、新しいビジネスモデルであったり取り組みを考えている身としては大きな希望になったと感じる。

講義の様子